top of page

2024.7.28 CS

  • 宝塚バプテスト教会HP管理人
  • 2024年7月28日
  • 読了時間: 2分

おいしい料理と祝福

創世記 27:18〜29


「私はここにいる。息子よ、お前は誰なのだ」(聖書協会共同訳)

 私は誰か?

 私は私だ。


長男のエサウです

 私はエサウだと語って祝福を得たとしても、それが本当の祝福か?

 なりすまし受験


主がわたしのために計らってくださったからです

 神の名を語って取り繕う行為


見破ることができなかった

 リベカを呼んで確認しなかったのか

 呼んでも結果は同じだっただろうが

 これほど重要なことなら、もっと慎重に事を進めるべき


多くの民がお前に仕え

 全員平等の思想ではない


お前を呪う者は呪われ、お前を祝福する者は祝福されるように

 祝福される(聖書協会共同訳)

 

何ともはやなイサク一家である。父イサクは長男エサウに子孫の今後を託すと言うのであれば、エサウに対して族長として相応しい人格教育をなぜ実施しなかったのか? 母リベカは「兄が弟に仕えるようになる」という神の思し召しを聞いたのであれば、夫イサクに打ち明け、子どもの育て方について、なぜ十分話し合わなかったのか? 祖父アブラハムに、なぜ相談しなかったのか? エサウは自分が長男であるのに、族長の務めの重要性についてなぜ認識できなかったのか? ヤコブは長子の特権を兄から譲り受けたという重大なことをなぜ内緒にしていたのか? 神からの特別の祝福を前にして、「自分がエサウです」と、なぜ堂々と嘘をつけたのか? 等々謎と欺瞞が渦巻く家族である。

 そんな何ともはやな家族にも関わらず、神さまの計画が見事に成就したのである。個々を見るとき決して美しいパーツでも無く、美しいストーリーではないが、それでも、そういう何ともはやな家族を用いて、神さまの計画が成就したのである。欠けの多い私たちかも知れないが、神の計画が働く教会=家族でありたい。

 
 
 

最新記事

すべて表示
2025.6.15 CS

変わることを喜ぼう フィリピ 2:1〜18 利己心や虚栄心  自己中心 へりくだって  自己中心から脱却するにはへりくだることが必要  他の人々のためには自分の権利を放棄し、 つまらないことでいきり立ったりしない  私たちは、人を見下しがち...

 
 
 
2025.6.8 CS

福音の前進 フィリピ 1:12-30 フィリピの信徒への手紙  喜びの手紙  獄中書簡、喜べる状況ではなかった  神さまがよい業に変えて下さるとの確信 わたしの身に起こったことが、 かえって福音の前進に役立った  投獄されたことが福音の前進に役立った...

 
 
 
2025.6.1 CS

愛によって仕える者へ ガラテヤ5:2~15 キリスト者の自由  キリスト者はすべてのものの上に立つ自由な君主であって、何人にも従属しない。  キリスト者は、すべてのものに奉仕する僕であって、何人にも従属する。 断言します  強い語調  よく聞きなさい...

 
 
 

Comments


© 2023 by HARMONY. Proudly created with Wix.com

bottom of page