エレミヤの傷と苦しみ
エレミヤ 10:17〜24
包囲されて座っている女よ
包囲されていることも知らず、知ろうともせず、何もせずただ座っている状態
地からお前の荷物を集めよ
これから長い捕囚の旅が始まる、そのための準備をせよ
慌ただしく荷物をまとめて出て行かなければならない
今度こそ・・・投げ出す
仏の顔も三度まで
神の顔は何度までだろうか?
今度こそ、堪忍袋の尾が切れた
投げ出すということは今まで投げ出さずに守っていたということ
投げ出す=放り出す=根こそぎにする
わたしは彼らを苦しめる
神ご自身が彼らを苦しめる
何のために
彼らが思い知るように
思い知れ、という怒りの言葉ではない
神の思いを知ること
これはわたしの病・・・これに耐えよう
わたしはこれを負わなければならない
エレミヤは他人事ではなく、自分事として受けとめている
キリストは私たちの罪を自分事として背負ってくださった
イザヤ53:4(1149頁)
主を尋ね求めることをしない
主ではなく、他のものにすがる
よく見守ることをせず
群れを養う者=牧者が群れを善く見守ることをしない状態
群れは散らされてしまう
人はその道を定め得ず
自分の道を定めることはできない
箴言16:9(1011頁)
人間の心は自分の道を計画する。主が一歩一歩を備えてくださる。
人は・・・足取りを確かめることもできません
足取りを確かにすることなどできない
ふらついたまま
神の憐れみと慈愛がなければ、一歩たりとも正しくは歩めないのが私たち
人は神が命じている道を歩まなければならない
預言者は預言者独自の道を歩まなければならない
神による試練の道
わたしを懲らしめてください
怒りではなく、公正な裁きによって
ことどとくは滅ぼし尽くさないでください
できれば執行猶予付きで
契約を破ったなら、その報いを受けるのは当然
しかしその報いを受けたなら、受刑期間が終われば、放免されるのが筋
契約の道を外れたなら懲らしめられることが必要
試練を経て完成に至る道
あなたの憤りを注いでください
バビロンに対して
ユダ王国の戒めのために用いられるが、バビロンはやり過ぎるので
エレミヤはユダ王国の住民のために祈ることはできないので、自分のことを祈った
エレミヤ7:16
「あなたはこの民のために祈ってはならない。
彼らにのために嘆きと祈りの声をあげてわたしを煩わすな。
わたしはあなたに耳を傾けない。」
正しい裁きとは
神の正しい裁きへの信頼
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