マタイ5:9
平和を実現する人々
平和を表すギリシア語は「エイレネ」、ヘブル語「シャローム」。
エイレネ、パックス=休戦
平和=バランスが取れている、和らいで穏やかである
シャローム
完全に良い生活状態と平穏、繁栄と幸福。
完成、全体性、充満の意味。
完成した、全体性に達した世界、最高・最善の状態
それは極めて良かった
都は神の栄光に輝いていた
充実した交流
ユダヤの人々は「シャローム」と言って挨拶をします。
正しい人間関係。
人と人との親密さ、親しい交わり、友好的な交わり、変わらない善意。
癒やしの共同体
エデンの園の平和から始まって新天新地の平和で終わる聖書は、平和について語っている。
実にイエスさまご自身も「その家に入ったら、『平和があるように』と挨拶しなさい。」(マタイ10:12)と教えられている。
「挨拶」という漢字は「心を開いて、相手に近付くこと」を表しているのだそうだが、心を開いて相手に近づくことから、平和が生まれる。
お互いに「自分の正義」を振りかざしている限り平和は来ない。
そして「平和」とは、単に「争いがない状態」を言うだけでなく、「ものごとが本来あるべき状態になる」ことを示している。
イエスさまによって神との平和を回復していただいた今、自分自身が本来あるべき姿に変えられてゆくことを切に願う。そのために教会がある。
「平和」は、単に人と仲良くするという意味でなく、神の福音そのもの
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